※個人のブログで、個人的意見として記載しております。ご参考までに、お願い致します。
市場から見る化粧品
今日は、見方を変えてマーケティングから見ていきましょう。
今動画を見て、どう思いますか
要約すると
化粧品の効果と価格に関する「不都合な真実」
美人の法則 – 遺伝子の影響
田中氏が化粧品業界を研究する中で発見した重要な知見肌が美しい人は「元々」美しい
素肌美人の人は既に満足している
同じ化粧品を20〜30年使い続ける傾向
浮気せず、使い続けることで「うっとり」している
遺伝子の影響が大きい「肌の強い人、綺麗な人」の美しさは**かなりの部分が遺伝
化粧品会社は「スキンケアで美しくなった」とブランディングするが、実際は**「元々」の要素が大きい
田中氏曰く「これは化粧品会社を敵に回す不都合な真実」
高級クリームの価値とは7〜8万円の高級クリームを使って、1〜2年かけてシミやたるみを改善する
しかし韓国の美容クリニックでプチ整形すれば一発で効果が出る
つまり、即効性では美容医療に完全に負けている
価格と成分の実態化粧水などスキンケア製品の成分表を見ると「水」が一番上に記載
97〜98%が水**で、残り2〜3%がビタミン類、ヒアルロン酸などの有効成分
このため参入障壁が非常に低い
OEMメーカーで簡単に製造できる
芸能人やインフルエンサーがD2Cブランドを簡単に立ち上げられる
ブランドと機能の分離
田中氏が指摘する重要なポイント化粧品は「夢を売る」「ファンタジー」の側面が強い
ブランディングの影響が非常に大きい(大物俳優を使ったCMなど)
しかし本質的な効果とは関係ない部分も多い
消費者の気づき‐時代の変化
特に若い世代を中心にブランドの憧れよりも実際の効果を重視する傾向
「ブランドに頼ったビジネスはユーザーの目をくらましている」という認識
エビデンスに基づいたダーマトロジー(皮膚科学)製品への移行
研究開発費の差が示すもの資生堂: 270億円 – ロレアル:2,500億円(約10倍) この差は、本当に効果のある製品開発において致命的な差となっている。ダーマトロジー分野では欧米企業が独占し、日本企業は出遅れている。
結論
化粧品業界では
1. 高価格=高効果ではない(遺伝的要素が大きい)
2. ブランド価値と実際の効果は別物
3. しかし消費者は効果重視にシフトしつつある
4. 美容医療の台頭で、高級品市場が侵食されている
5. 今後はエビデンスベースの製品開発力が勝負の分かれ目
つまり、これまでの「憧れ」や「夢」で売る時代から、「科学的根拠」と「実際の効果」で選ばれる時代への大転換が起きているということです。
要約から見る化粧品業界
皆様が感じている化粧品業界と
仕事として見る、化粧品業界では、全く見方がちがう
例えば、資生堂はエビデンスを出しているはずなのに、なぜ欧米に負けているのか
おかしいでしょ
日本もエビデンス出しているじゃん資生堂なんて、世界的な発見もしているじゃん
と思うと思います。
しかし現実は、欧米に抜かされ、世界で市場を奪われている
と言う事は、僕が言っているエビデンスでも、人肌試験をするものが、一番のエビデンスであり、試験管の中では認められない。これが科学です。
言えば、日本は肌の中に入らない物を研究し効果は分かったが、安全に入れる方法がない。しかも試験が最終的な人肌試験では無く、試験管による物なので、効果自体に疑問性が残る。
色々見ていくと、皆様が知っている事とは少し、ズレていると思います。
コレが、マーケティングであり、化粧品業界を正しく見たものです。
例えば最後の結論をVISISになると
1. 高価格=高効果ではない(遺伝的要素が大きい)VISISは、研究費を取っておらず、効果も皆様が納得
2. ブランド価値と実際の効果は別物VISISは、ブランドを押すのではなく、技術や実感
3. しかし消費者は効果重視にシフトしつつあるだから、VISISは口コミで売れている
4. 美容医療の台頭で、高級品市場が侵食されている でもVISISは、美容医療を受けた人でも維持が必要
5. 今後はエビデンスベースの製品開発力が勝負の分かれ目VISISは、以前にエビデンスを取得、さらに新商品はお客様が選ぶ
実はVISISはもうすでに、実践でクリアしている。
これが僕がやった今回の研究では、
「0から宣伝をあまりせず、商品価値を測る」
成果総計算リピ率平均65~70%維持(4年間)
月に新規様が、0~20人とお客様が伝えてくれている
総登録者600名以上(年150人ペース)
新商品も平均的に売れている。
お客様の90%支持率での商品価値
商品価値の高いものは、まとめて購入が多い
これがお客様が伝えてくれている口コミの成果です
本当にありがとうございます
VISISは、元々化粧品の欠点を少なくする浸透技術で、肌に合わせ調整し4年、ベースとなる化粧水が生まれ、お客様がすべて新作を選び、90%の指示がないと新発売しないとても厳しい基準で、商品開発を行っています。だから、実績が後から付いてくるのです。
これは、ほぼお客様の力で、僕は動画や分かりやすく下だけなので、 伝えてくれているのは全てお客様です。
研究者の読みは?
日本の化粧品が世界で苦戦している本当の理由
実は、日本製化粧品は世界であまり評価されていない現実
資生堂が2期連続赤字に陥るなど、日本の化粧品業界は大きな転換期を迎えています。その背景には、技術的な問題と市場構造の変化があります。
肌質の違いが生む「技術格差」
日本と海外の根本的な違い日本人の肌
角質層が薄い
合成界面活性剤に敏感で、刺激に弱い
そのため、配合量を控えめにする必要がある
欧米人の肌
角質層が厚い
合成界面活性剤への耐性が高い
効果を重視した高濃度配合が可能
この差が生む悪循環
海外企業(ロレアル、P&Gなど)の強み
高濃度配合 確実な効果
日本市場向けに濃度調整
それでも効果が出る
信頼獲得
日本企業の弱み
控えめな配合 効果が不明瞭
濃度を上げようとする
トラブル懸念
また控えめに
何度も配合変更
製品化に時間とコストがかかる
研究開発費の圧倒的な差
動画でも明らかになった衝撃的な数字
資生堂研究費:約270億円
ロレアル研究費: 約2,500億円
約10倍の差があり、これでは技術競争で勝てません
中国市場の変化が追い打ち
かつての成功が今の苦境に2019年まで中国依存度40%以上(爆買い需要)
現在
● 中国政府の「代購」(転売)規制
● 中国国産ブランドの台頭(フローラシス、パーフェクトダイアリーなど)
● 技術をコピーされ、市場を奪われる
日本は中国で成長し、技術を真似され、今はシェアを失っています。
日本国内市場でも苦戦
3つの構造変化
美容医療(プチ整形)の台頭
●高級クリーム(5〜10万円)で1年かけて効果を待つより…
● ボトックス・ヒアルロン酸注射で即効果
● 特に高価格帯の化粧品市場が侵食されている
ダーマトロジー(皮膚科学)市場の拡大
●憧れより実感 AIの時代、ブランド神話が通用しない
●エビデンスベースの製品が求められる
●この分野も欧米企業が独占
(資生堂は1997年からやっているが育っていない)
メディア環境の変化
●テレビCM中心時代の終焉
●SNS・インフルエンサーマーケティングへ移行
●芸能人やD2Cブランドが簡単に参入できる時代に
日本企業が不利な理由(まとめ)
技術開発のアプローチが逆
●海外: 効果を最大化 日本人向けに調整(減量)
●日本: 効果が不明確 増量を試す
トラブル懸念
減量
エンドレス
研究費が圧倒的に少ない
●中国市場喪失でさらに研究費が減少
固定費(人件費・マーケティング費)が重い
●営業利益率: 資生堂4〜10% vs ロレアル20%以上
国内規制の違い
●日本の規制は厳しく、製品開発に時間がかかる
女性が知っておくべきポイント
海外製品を使う際の注意点
大手ヨーロッパ・欧米ブランドは:
●角質の厚い肌用に作られている
● 日本人向けに調整している製品は少ない
●合成界面活性剤・エタノールの濃度が高い場合がある
選ぶなら: 日本市場向けに調整されているブランドを選びましょう。
化粧品技術の限界
現在の主流である合成界面活性剤やエタノールによる浸透技術
では日本製も海外製も、結局は肌にダメージを与える点で同じ
これが技術の限界
今後の注目: ダメージの少ない新しい浸透技術の開発が鍵
結論: 賢い選び方
1. ブランド神話に惑わされない
●「効果」と「自分の肌質」で選ぶ
2. 成分をチェック
●合成界面活性剤・エタノールの配合量
●自分の肌が薄いか厚いかを把握
3.皮膚科学ベースの製品も検討
●エビデンスがある製品を選択肢に
4. 海外製品は慎重に
●日本人向け調整されているか確認
●パッチテストは必須
この状況は化粧品業界全体の転換期であり、消費者として賢く選ぶ力がますます重要になっています。ブランドイメージではなく、あなたの肌に本当に合うものを選ぶ時代が来ているのです。

