※個人のブログで、個人的意見として記載しております。ご参考までに、お願い致します。
肌化学の難しさと美肌!
皮膚というのは、臓器の中でも凄い特殊で、医学の中でも病気が多く、その数は100に対して、2000ぐらいある感じです。
皆様が思うより、皮膚科学と言うのはとても難しい分野なのです。
その構造的な難しさ

基底膜から細胞分裂を起こし、徐々に上がってきますが、顆粒層で死んだ細胞へと変わり、体内と体外では性質が真逆なんです
外は弱酸性、中は弱アルカリ性
外は油性に傾き、中は水溶性に傾く
外は酸化に強い、中は酸化に弱い
外は細胞核がない、中は細胞核がある
外は免疫機能がない、中は免疫機能がある
外は乾燥する、中は乾燥しない
この死んだ細胞こそがバリア機能であり、細胞の反応が無く医療では対応ができない部分で、だからこそ違う学問として、有機化学や化学がスキンケアを作っています。
肌構造からみると、外のバリア機能が弱ると、中が悪くなり中のバリア機能が落ちる
そこで、各層の機能性を見てみると
角質層:外部の物質を遮断する
顆粒層:紫外線や角質で守れない物をブロック
有棘層:免疫細胞で侵入したもの攻撃
基底膜:細胞分裂と、メラノサイトで刺激を防ぐ日傘
外が無くなれば、これらの機能は失われ、アトピーと同じ感染症や炎症がひどくなり、皮膚病となります。
たった0.02mmの角質が、すべて無くなると乾燥で体内の水分維持ができず死にます
それほど大切な臓器が、医学では勉強しない死んだ細胞のバリア機能で、正しくバリア機能を守ると、勝手に中が整い本来の機能が戻ります。

これは僕の手で、4年以上片手だけに使用し角質ケアを続けた結果です
これを科学的に説明すると、まず両手を同時に撮影しているので、誤魔化すことができない画像です。その時点での、手の観察なので違いが表れていると言うのは、そこに何かがるということで、背景を見れば分かる。
僕は48歳、この年には、老化が進むから、左手の何もしていない方は乾燥しテカリが出て
乾燥しキメがあれ
乾燥しちりめんシワが出る
しかし、4年バリア機能を守った右手は潤いでマットな質感
潤いでキメが整い
ハリのある素肌
これが画像で、見れる違いです
皆様が、自分の手でやればもっと納得がいくと思います
これは効果とかではなく、バリア機能を守ることに特化して、ただ潤いとそこに必要なものを与えだけです
これが、バリア機能を活かした本当の素肌の「美」、潤いがあると自然と成り立ち、今の年齢の最高な肌質まで叶えてくれる。
※スキンケアの良し悪しを見るのは、このテストですべてわかる
計測する時は、素肌の状態で計測。
年齢によるケアの違い
年齢別・本当に必要なスキンケア
肌は年齢によって状態が変わります。 それぞれの年代に合ったケアが大切です。
【10代〜25歳】成長期
肌の状態成長で皮膚が伸び、乾燥しやすい
思春期ニキビができやすい
必要なケア肌に柔軟性を与える潤い
合成界面活性剤やエタノールを避ける
思春期ニキビの本当の原因
乾燥 毛穴の角質が詰まる
酸素が遮断される
アクネ菌増加
ニキビ
だから、薬で炎症を抑えても根本解決にならず、25歳で成長が止まると自然に落ち着くんです。
【25歳〜35歳】安定期と老化の始まり
肌の状態成長が止まり、安定
でも老化も始まっている
必要なケアダメージを避けることが最優先
化粧する日・しない日のメリハリ
日傘など物理的なUV対策
肌の健康を保つシンプルケア
【35歳〜45歳】ダメージが表面化する時期
肌の状態今までの蓄積ダメージが出てくる
シミ、シワ、たるみが気になり始める
必要なケア外側と内側、両方からのケア
生活習慣の見直し(睡眠、食事、運動)
スキンケアだけでは限界がある年代
【45歳以降】老化進行期
肌の状態肌の基礎体力(ポテンシャル)が低下
バリア機能が弱ってくる
必要なケアこれ以上悪化させないことが最重要
バリア機能を正常に保つ
無駄な化粧やケアをやめる
素肌を活かすシンプルケア
全年代共通の鉄則「ダメージを減らす」
部分的な知識ではなく、 肌の成長・老化の流れを理解すると、 自分に本当に必要なケアが見えてきます。
今の医学や美容業界の問題点
薬や化粧品は「症状を消す」ことに集中していて、 「原因を防ぐ」視点がないんです。
だから、根本から見直すことが大切です。
美の原点とは、健康でいる時間をいかに増やせるのかで、先の美が大きく変わっていきます。化粧で隠さない素肌を持つのか、化粧を使わないと心配になる肌を持つのかは、どれだけダメージを防げているかにかかっています
肌の回復から見る影響

🌸 「活性化」の落とし穴
美肌の本当の原点とは
❌ 活性化スキンケアの問題点
「肌の活性化」は魅力的に聞こえますが、実は大きな落とし穴があります。
肌の活性化は本来、緊急時のレスキュー機能です。これを毎日繰り返すと、肌に深刻な負担がかかってしまうのです。
🔄 肌のサイクルと負担の仕組み
正常な肌のターンオーバー
1. 角質層が自然に剥がれる
2. 肌が「新しい細胞を作って❗」と指令を出す
3. 基底膜で細胞分裂が起きる
4. 新しい細胞が生まれる
レチノールなどで活性化すると
⚠️角質が薄くなる ➡ 肌が「厚くしなきゃ!」と焦る
⚠️細胞分裂を無理やり加速させる
⚠️基底膜に過度な負担がかかる
⚠️ 活性化の代償
⚠️人間の細胞分裂には「回数制限」があります – スマホのバッテリーと同じで、急速充電を繰り返すと劣化が早まる
⚠️細胞分裂を早めれば早めるほど、「使える回数」を消費してしまう
⚠️一時的には良くても、後で必ずツケが回ってくる
基底膜が疲弊すると…
⚠️バリア機能そのものが弱くなる
⚠️敏感肌、乾燥肌の原因に
⚠️将来的な肌トラブルの種を蒔くことに
💊 薬を長期使用できない理由も同じ
は魔法ではありません。活性化をし過ぎると必ずどこかにしわ寄せが来ます。
⚠️薬に依存すると、体の自然な回復力が弱まる
⚠️活性化成分も同様で、使い続けると肌本来の力を奪う
⚠️デメリットのない美容法は存在しない
✨ 美の本当の原点
何かを「与える」のではなく、「環境を整えて肌を活かす」
具体的には
🛡️ バリア機能を守る-過度なピーリングや刺激を避ける
💧 保湿で安定させる – 肌が自分で働ける環境を作る –
🌙 自然なターンオーバーを尊重 – 無理に早めない –
🧘♀️ 肌本来のリズムを大切に – 焦らず、急がず
🌟 まとめ
「今すぐ効果!」より「10年後も美しい肌」を目指しましょう
❌ 毎日の活性化 = 肌の貯金を使い果たす –
⭕ 環境を整える = 肌の貯金を守りながら美しさを育てる 美しさは「足し算」ではなく「引き算」と「環境づくり」から生まれます✨
この考え方は、最近注目されている「肌断食」や「ミニマルスキンケア」の考え方とも通じています。肌本来の力を信じ、優しく見守るケアこそが、真の美肌への道なのです。
研究者から
この美肌の原点の流れは、すごく重要で
美容関係者が抜けている部分です
さらに、効果の高いものを求めると、バリア機能を壊すしかない
すると、原材料の規制緩和で、誰でもOEM会社で化粧品が作れるとなると、どうなると思いますか
他社より効果の高い物を=ダメージ大
他社より安全な物を=効果が薄い
これの行きついた先が、レチノールで急激な変化と負担をかける物が、今流行りとなっているが、僕の所には、レチノールを何年も使用し肌が耐えられなくなり止めると、肌が戻らない人が続出しており、当たり前だが無理をすることは、肌自体の強さにも関わり、当然レチノールを止めると、その効果が切れ、今までのダメージが返ってくる
お客様は話すと、すぐに理解される
皆様は自分だけしか見ていないですが、僕は数百人規模で素肌を見ています。
僕の研究で分かったことは洗浄系
化粧・クレンジング・洗顔
洗浄効果を上げれば上げるほど、肌ダメージは大きくなる。洗浄自体が、ラメラのバランスを崩し、乾燥へと導く。化粧自体を変えるのが、かなり有効的な手段です。
浸透剤系
合成界面活性剤・エタノール
スキンケア
浸透=バリア機能を壊すと、考えた方が良いもので、浸透系のレチノール、ビタミンC、美容成分すべて、浸透させようとするとダメージがある。
敏感肌用
非イオン界面活性剤、アミノ酸系界面活性剤
スキンケア、洗顔
優しいと言われるものでも、実は水と油を混ぜる力自体が、ラメラのバランスを崩す。今のスキンケアの多くは、この非イオン系に置き換わっているが、乾燥が治ることがない実際に起きてるので、非イオンでも乾燥する。
美容医療
レーザーやその他機器
美容医療は、刺激になるものが多く、バリア機能が弱った肌には逆効果となります。肌の傷は再生しません。傷を傷で隠すことになり、皆様が美容医療で感じている,良くなったは、科学で言うと再生ではないので少し意味合いが違います。
美容を細分化し科学的にみると、色々な矛盾点が見えてくるんですね
これは、お客様に協力していただき、止めた時や再開した時の肌の状態などを、追跡調査した結果です。
美容医療で弱った肌も、3年ぐらいで角質は戻りますが、美容をやり過ぎると結果的に肌を痛めることになるので、いかに素肌を活かすかが大切になります。
いじればいじるほど、肌は逆の反応を起こします。
それは、死んだ細胞で成り立つ角質だから、何かすると剥がれ治そうとすることが過剰になると、結果的に肌の負担となる。
これが医学でも最近言われていることで、動画を載せておきます。
この先生も、スキンケアは専門外なので分子的な事は分かりませんが
先生が言っていたのは、「分子レベルでの解明が進む」
僕の言っていることは、分子肌化学=ナノ科学
千葉大学で、ラメラの分子的なダメージが分かり
理研で、Phの違いで分子レベルで崩壊する事が分かり
アトピーの薬を開発した医師が、先の美容とは分子
僕の言っている事と、繋がってきませんか
ラメラは分子で整列し、小さな力でつながり、ナノカプセルは分子で結合させる。医師でも分からない分子的な事は、実はナノ科学なんですね
医学とスキンケアの化学は、似ているようで、全然違う学問なんです
皆様が正しく知ると、スキンケアの理解が増え選べます
バリア機能を良くすれば、多少のダメージは大丈夫となり、日ごろの素肌の状態が、先の美肌を作ります✨

