※医学的や肌化学的には本来もっと説明が必要ですが、分りやすくするため短くしている所や説明が不十分な所があります。あくまでもスキンケア原材料開発者から見ての、個人的意見として、ご参考までにお願い致します。
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トラブル原因
肌トラブル、なぜ起こるのでしょうか?こんな根本的なトラブルを見つけていきたいと思います。皆様の肌で、顔以外にトラブルを起こしているところはありますか?ある方は、何らかの疾患(アトピーや皮膚炎)をお持ちだと思います。正常な肌では、服に隠れているところは、ある程度肌が綺麗な状態だと思います。
服を着ている部分は、あまりトラブルがありません。左の図のように、紫外線の影響も受けず、湿度も服で保たれ、肌は綺麗です。次に、手はよく洗い乾燥するはずですが、手もそんなにトラブルは起きません。なぜ顔だけにトラブルが集中するのでしょうか?
「皮膚が薄い」「よく動かす皮膚」「化粧やスキンケア」などの違いはありますが、どう考えても、顔に付けている物が影響しているのは理解できます。それは、何もしなければ肌は回復し、刺激はありません。すると、角質を弱めている物が大きく影響していると考えられます。
【AAAPro】points
僕は数百名のモニターをしてきました。VISISを使ってテストし、何が肌に悪いのかを突き止めると、普通に使用されている物が悪く、ラメラを崩す=美容成分の浸透や乳化になり、使えば使うほど肌には良い環境を作れないことが分かりました。そんな物がバリア機能を低下させ、弱い肌を作っているのです。
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トラブルの改善法
トラブルとは、バリア機能が低下し、菌やウィルスなどが侵入して炎症を起こしている状態です。また、乾燥による吹出物や慢性的な赤らみ、目蓋、唇などの弱い箇所の刺激など、個人差によって起こる症状が異なります。バリア機能の弱さやターンオーバーの速さ、年齢などで、大きく変わります。
トラブルは、肌に関することだけを考えます。体内のことになると、読めないからです。
肌に対しては、トラブルが出ている時点でバリア機能に異常があります。だからこそ、トラブルという形で現れています。湿疹や炎症が酷ければ、まずはお医者様に見てもらい、炎症を止めなければなりません。その時は、病状に合わせたケアをしてください。お医者様に「保湿はしてください」と言われた場合、普通の保湿剤はNGです。合成界面活性剤やエタノールが配合されているもので、肌がトラブルになっている可能性があるので、今までの商品は使用しないことが大切です。
まずは、肌を戻すために角質を正常にしなくてはいけません。角質は大体1ヶ月で入れ替わります。なので、最低でも1ヶ月、本来は3回ぐらいの入れ替わりで徐々に良くなっていきます。傷を思い出せば分かると思います。その間は、ワセリンのみや刺激のない防御機能の強い物が良いと思います。時期的な対応としては、夏は湿度が高いので保湿は必要ありません。冬は湿度が低く、ワセリンで対応するなど、合ったものを探すことが重要です。
【AAAPro】points
トラブルのほとんどは、角質が正常であれば起こる確率は低いです。角質が薄い、または形成が正常に行われない場合、トラブルやアトピーといった疾患が起きます。美容成分が刺激になるのではなく、実は弱い角質を作ることで、角質が機能しない=バリア機能が機能しないため、何でも刺激になるというのが、肌化学から見たトラブルの多くです。肌は何のためにあるのか、何から体内を守るのかを純粋に考えてみれば、誰もが理解できることです。