※個人のブログで、個人的意見として記載しております。ご参考までに、お願い致します。
はじめに
今日はお客様からも質問いただいた
「脂漏性皮膚炎」の話をしたいと思います。
菌の種類
脂漏性皮膚炎=マラセチア菌
菌類:カビ菌類
性質:好気性菌(酸素・高温多湿を好む)
栄養:皮脂(グリセル、遊離脂肪酸)
炎症過程:皮脂増加で菌の餌が多くなり、増殖し炎症
症状:赤み・痒み・フケ

肌トラブルの真実:意外な原因は「乾燥」でした
実は同じ原因なんです
多くの女性が悩むニキビと脂漏性皮膚炎、実は根本的な原因は同じなんです
共通の原因 = 乾燥による肌のSOS反応
研究で分かった肌トラブルのメカニズム
Step:1
乾燥がすべての始まり
肌が乾燥すると、バリア機能が「危険!」と感じ取ります
Step:2
肌の防御反応
「肌を守らなきゃ」
皮脂を多く分泌 「角質を厚くして守ろう
」
ターンオーバー促進
Step:3
菌の大繁殖
アクネ菌(酸素を嫌う) マラセチア菌(酸素を好む) これらの菌が乾燥による皮脂増加で菌の餌が多く、環境の違いで大増殖
どちらになるかは肌質(菌量など)やパターンで決まる
パターン1:皮脂で対応 脂漏性皮膚炎 マラセチア菌が主に増殖 比較的軽度な段階
赤み・フケ・痒みが主症状 おもに顔のTゾーン、頭皮に発症
悪化すると、菌でバリア機能が低下し感染症
パターン2:角質で対応 角栓によるアクネ菌の増殖、重度の乾燥
毛穴詰まり+炎症 頬や顎ラインに多発
悪化すると、炎症が毛穴なので、真皮までの損傷がありクレータや跡が残りやすい。
女性にとって大切なポイント
保湿剤だからと言って、素肌に乾燥を感じるケアは、基本的に間違えている乾燥を治すための物が、スキンケアです。乾燥すら治せないケアは、基本を無くしているので、良いケアとは言えない。
美肌への道筋
乾燥対策 バリア機能回復
菌の繁殖抑制
肌トラブル改善
脂漏性皮膚炎のケア
脂漏性皮膚炎が治りにくい理由
それは「矛盾」があるから
マラセチア菌の特徴を知ろう
マラセチア菌は、ニキビの原因アクネ菌とは正反対の性格を持つ菌なんです
酸素が大好き(好気性)
高温多湿な環境が理想的
皮脂がご馳走
背中・顔・頭皮によく住み着く
治療の大きなジレンマ
ここが脂漏性皮膚炎の治りにくさの本質です
矛盾その1:洗浄のジレンマ
皮脂を落とさないと マラセチア菌が増殖
洗いすぎると バリア機能低下
さらに皮脂増加
矛盾その2:薬のジレンマ
抗菌剤は効く でも肌にはストレス
根本原因(乾燥) こちらを改善する方が早い
研究者が考える理想的なケア方法
1. 洗浄
「弱酸性」がキーワード!
アルカリ性だと菌が大繁殖 アミノ酸系の優しい洗浄料を選ぶ クレンジングの強い洗浄力は絶対NG
2. 避けるべき
「美容の新常識」 これらは全部避けて!
合成界面活性剤 エタノール アルカリ系成分 ピーリング剤 pH調整剤(アルカリ系) 浸透剤・乳化剤 紫外線吸収剤・散乱剤 一般的な化粧品全般
3. 保水技術の利用
「保湿」ではなく「保水」がポイント!
従来の保湿はコーティングなので、高温多湿菌が増える可能性
ナノカプセルはラメラの主成分と同じなリン脂質、たった6nmの最小単位で、コレ以上の加工ができない=潤いの原点
日本で本物のナノカプセル技術
現在、日本・世界で、単膜ナノカプセル、更に無添加、オイル配合での、化粧品はCritexLab社だけしか存在しません。
女性のための実践ガイド
毎日のケアで様子を見ながら洗浄頻度を調整
弱酸性・アミノ酸系の製品選び 避ける成分をチェックする習慣
ナノカプセル技術の保水アイテム使用
治療の順番
乾燥対策(根本治療) これが最優先
必要に応じて抗菌剤 バランスの取れた洗浄
原因の乾燥を先に押さえ、餌となるものを減らす🌟
まとめ:バランスが全て 脂漏性皮膚炎の治療は綱渡りのようなもの。 「洗いすぎても、洗わなすぎてもダメ」 だからこそ、根本的な乾燥改善が最も効率的で安全な解決策なんです
治すではなく、整える!
「治す」の常識を変えよう
薬 vs 肌環境、どちらが早い? 一般的な考え方:「治す=薬」
多くの人が思っている治療法 ニキビができた
すぐに薬で撃退
効果が早く見える
でも…また同じ場所にできる
対症療法(その場しのぎ)
研究者の考え方
「治す=肌環境を整える」
根本から変える治療法ニキビができにくい肌に変える
時間はかかるけど…
根本療法(原因を除去)
時間で比較してみましょう!
従来の方法:「その場しのぎケア」
1ヶ月目:ニキビ発生 → クレンジング強化!
2ヶ月目:一時的に改善
3ヶ月目:再発 + 乾燥トラブル追加
6ヶ月目:敏感肌になって化粧品が合わない
1年目:複数のトラブルで迷走中…
2年目:まだ悩んでる…
3年目:「何を使えばいいの?」状態
結果:3年経っても悩み続ける
新しい方法:「肌環境改善ケア」
1ヶ月目:ニキビ発生 → 肌環境を見直し開始
2ヶ月目:まだニキビはあるけど、肌が少し安定
3ヶ月目:新しいニキビが減ってきた!
6ヶ月目:肌質が明らかに変わった
1年目:ニキビができにくい肌に!
2年目:美肌をキープ中
3年目:肌トラブル知らずの生活
結果:1年で根本解決 + 美肌をずっとキープ
女性にとってのメリット
時間の比較
対症療法:3年悩み続ける = 1,095日の悩み
根本療法:1年で解決 = 365日で美肌ゲット
差:730日分の美肌生活
コストの比較
対症療法:次々と新しい商品を試す 無限ループ
根本療法:環境改善後は最小限のケアでOK 経済的
メイクの楽しさ
対症療法:「隠すメイク」ばかり
根本療法:「魅せるメイク」を楽しめる
研究者からのメッセージ
「治りが遅くても、環境を整えることで原因を除去する」 「結果的に、再発するより治りが早い」 これって本当にその通りなんです
最終的な結果 1年の忍耐
一生の美肌 目先の効果
永続的な悩み どちらを選びますか?
まとめ:賢い女性の選択
短期的な結果 に惑わされず、長期的な美肌 を目指す。 これが現代女性にとって最も賢い選択です 「悩んでいる状態」から「悩みが消えた状態」への最短ルート それが肌環境を整えることなんですね
時間はかかるけれど、結果的に最も早く、最も確実な方法。これが研究者が辿り着いた美肌の真理です