※医学的や肌化学的には本来もっと説明が必要ですが、分りやすくするため短くしている所や説明が不十分な所があります。あくまでもスキンケア原材料開発者から見ての、個人的意見として、ご参考までにお願い致します。

原材料

スキンケア製品の主要成分ジャンル

🌟肌に良い成分
美容成分:ビタミン、アミノ酸など
美容オイル:肌を保護するオイル類

 ⚙️製品づくりに必要な成分
安定化成分:pH調整剤、防腐剤など
乳化成分:水とオイルを混ぜる界面活性剤
浸透促進成分:エタノール・合成界面活性剤など
テクスチャー成分:増粘剤、保湿剤など 

📝製造プロセス
1. 水溶性成分を水に溶かす
2. 美容オイルを界面活性剤・エタノールで乳化
3. pH調整剤・防腐剤で安定化
4. 増粘剤でテクスチャーを調整して完成 

💡重要なポイント
製品を作るために必要な成分(安定剤、浸透促進剤、テクスチャー成分)は、肌には本来不要でむしろ負担になる可能性があります。 そのため、優れたスキンケア製品は「美容効果 vs 肌への負担」のバランスを慎重に計算して配合を決めているのです。 このように理解すると、成分表示を見る際の判断基準が明確になりますね❗

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CritexLab原材料基礎

スキンケア技術の違い

一般 vs ナノ技術

🔬浸透方法の違い
一般的なスキンケア:エタノールなどで強制的に浸透させる
効果はあるが、肌にダメージも与える 

ナノ技術:角質層に自然に馴染む材料を使用
肌に負担をかけずに浸透を実現 

 💭配合の考え方
一般的なスキンケア
「ダメージ vs 効果」を天秤にかけて計算
妥協点を見つけて配合を決める

ナノ技術
「角質層に必要なもの」を重視
肌本来の構造に合わせて設計

✨VISIS の独自技術
1. 肌成分の徹底分析:肌にある成分を分子レベルまで解析
2.ラメラ構造に最適化:角質層のラメラ構造に合う成分を厳選
3.自然な美容成分浸透:ラメラを補いながら美容成分が自然に浸透

🎯結論
技術が変われば、材料選びの基準そのものが変わるのが配合技術の本質。VISISは従来の「ダメージ計算」から「肌に最適化」へとアプローチを根本的に変えた製品です。

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油脂

グリセリンって実は身近な成分!

🧴グリセリンとは?
化学記号で書くと難しそうに見えますが、実はとても身近な「グリセリン」という成分です。 

🌿美容オイルの正体
美容オイル(油脂)の構造
グリセリン + 脂肪酸 = オイル
つまり、すべての美容オイルにはグリセリンが含まれています

🔄皮膚での働き
皮脂の分解プロセス
1. 皮脂(オイル)が常在菌によって分解される
2. グリセリンと脂肪酸に分かれる
3. グリセリンが常在菌の栄養源になる 

✅安全性
✔️体内にもともと存在する成分
✔️自然な分解・再生サイクルの一部
✔️安全性の高い材料として認められています

💡まとめ
グリセリンは難しい化学成分ではなく、私たちの肌や体で毎日働いている
自然で安全な成分なのです!

詳しく知りたい方はこちら
⬇️ [エタノールとグリセリンの比較]
https://critexlab.com/archives/8432

不飽和脂肪酸・飽和脂肪酸

油脂の種類と特徴をわかりやすく❗

🧈油脂の2つのタイプ
飽和脂肪酸
常温で固まる(バター、ラードなど)
まっすぐな構造

不飽和脂肪酸
常温で液体(オリーブオイル、サラダ油など)
曲がった構造 

🔄オメガ○○って何?
オメガ6、オメガ3などは、脂肪酸の「折れ曲がる場所」を表しています。
✔️曲がる場所によって、酸化しやすさや熱への強さが変わる
✔️この曲がりがあるから液体のオイルになる
✔️パルミチン酸、オレイン酸などがこの脂肪酸の仲間 

🫒オリーブオイルの例
グリセリン + 複数の脂肪酸 = オリーブオイル
✔️オレイン酸(オメガ9):約80%
✔️リノール酸(オメガ6):約15%
✔️その他:約7%

💡ポイント
すべての油脂は「グリセリン + 脂肪酸」
✔️体の脂肪も同じ仕組み
✔️曲がりの違いで固体・液体が決まる
複数の脂肪酸が組み合わさって一つのオイルになる
つまり、難しそうな化学の話も、実は身近な食材で毎日体験していることなんです!

【AAAPro】points
肌で毎日グリセリンが作られている! 

🌍世界共通の仕組み
💫全ての油脂(オイル・油)にはグリセリンが含まれている
💫皮脂が常在菌で分解される ➡脂肪酸 + グリセリンに分かれる 
💫肌の上では毎日グリセリンが自然に作られています!

🔴ニキビの真実
よく言われること
「アクネ菌がグリセリンを餌にするからグリセリンフリーが良い」 

実際は
 1. 環境が大切: アクネ菌は酸素のない環境(角栓で毛穴が詰まった状態)で増殖
2. 餌は二の次:増殖環境が整わないと、餌があっても増えられない
3. 毎日作られる:そもそも肌で毎日グリセリンが作られている 

💡 結論
ニキビとグリセリンの関係は、餌ではあるものの大した問題ではありません! 

重要なのは毛穴を詰まらせない環境づくりです。

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油性美容成分

油性成分とは?

油性成分とは、簡単に言うと「オイルに溶けやすい美容成分」のことです。 

身近な例
レチノール(ビタミンA)- エイジングケアで人気
トコフェロール(ビタミンE)- 抗酸化作用で有名 

なぜ重要?
グリセリン(保湿成分)にビタミンがくっついたような構造なので、お肌になじみやすいのが特徴です。
水溶性の成分と違って、皮脂膜との相性が良いため、しっかりと肌に馴染んでくれます。

【AAAPro】points
油脂性美容成分でも、角質の浸透となると、ラメラの水の層があり、簡単には浸透できず、合成界面活性剤やエタノールを入れる必要性が出てきます。

レチノール系など、効果の高い物は、それだけバリア機能を壊し浸透させるので、合成界面活性剤が多い傾向になります。

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水溶性成分

水溶性成分とは?

水溶性成分とは、「水に溶ける美容成分」のことです。

基本的な特徴
💫水に溶けやすい性質
💫分子が小さいため、肌に浸透しやすい 

効果的な美容成分の多くがこのタイプ 

身近な例
ビタミンC(美白・抗酸化)
ナイアシンアミド(美白、シミ、シワ)
アミノ酸(保湿・修復)
ヒアルロン酸(保湿) 

なぜ重要
スキンケア製品のほとんどは水がベースなので、水溶性成分がメインになります。
油性成分と違って、種類がとても豊富で、pH調整剤や防腐剤なども含まれます。 

ちょっと面白いポイント
同じマグネシウムでも
硫酸マグネシウム➡ 保水効果
塩化マグネシウム➡保湿効果
作り方や原材料によって効果が変わるんです❗

覚え方
水溶性成分 = 水に溶けて肌に浸透しやすい美容成分
細かい成分の特性は必要に応じて調べればOK。

まずは「水に溶ける」という基本を押さえておきましょう✨

【AAAPro】points
この水溶性成分も、実はラメラ層には浸透できません。水の分子は約0.38nmと非常に小さいですが、ラメラの水と油の層が油も水もブロックします。皆さんが効果を感じているのは、合成界面活性剤やエタノールで無理やり成分を浸透させているためで、これは良いことではありません。バリア機能にダメージを与え、長期間使用することで肌の健康に致命的な影響を及ぼす可能性があります。

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両親媒性成分

両親媒性成分とは? 

両親媒性成分とは、
「水と油を仲良しにさせる成分」のことです。 

身近な例で理解しよう
💫マヨネーズ➡卵黄のレシチンが油と酢を混ぜ合わせる
💫豆乳➡大豆のサポニン・レシチンが働いている
💫牛乳➡カゼインが脂肪分と水分をまとめている

 スキンケアでの役割 🌟
「橋渡し役」として活躍
✔️水溶性成分と油性成分を混ぜ合わせる 
✔️美容成分をお肌に浸透しやすくする
✔️乳液やクリームのなめらかな質感を作る 

どうやって働くの?
お肌のラメラ層(水分と油分が重なった層)のバランスを一時的に緩めて、美容成分が奥まで届きやすくしてくれます。

大切な事
合成+石油系の物や、アミノ酸であっても、ラメラと違う成分であり、乾燥を起こす事が近年分かってきている。ラメラに合うのは、レシチンやセラミドなど、ラメラにある物が必要とされています。

ラメラ構造に優しい成分とは❓

ラメラ構造のサイズ感
お肌のラメラ1層は約6-13nm(とても薄い膜) 

成分のサイズ比較
✔️アルコール:約9nm ➡ラメラに近いサイズ
✔️合成界面活性剤:約40nm ➡ラメラより大きすぎる
✔️セラミド・リン脂質:ラメラに適したサイズ

成分の働き
🌟 ラメラに優しい成分
セラミド・リン脂質:ラメラ構造を補強・修復

⚠️ 注意が必要な成分
合成界面活性剤
❌乳化(油を包み込む)
洗浄(汚れを落とす)
浸透促進(角質を一時的に弱める)

アルコール
脱脂効果(油分を取り除く)
ラメラ構造にダメージを与える可能性 

覚え方
ラメラに合うもの = サイズと性質が似ている成分つまり、セラミドやリン脂質がお肌の構造を守る優秀な成分ということですね✨

【AAAPro】points
 合成界面活性剤の真実 😱 

現実を見てみよう
普通肌と診断されても、実際は90%の人が乾燥肌という事実があります。 

身近な例で考えてみて
食器用洗剤で手を洗い続けると➡手荒れ
アルコールを使い続けると➡手荒れ

これと同じ成分がスキンケアに入っている! 

ラメラ構造への影響
レシチン系以外の合成界面活性剤は
✔️ラメラ構造を崩してしまう 
✔️バリア機能を弱める
✔️乾燥肌の原因となる 

年齢とともに深刻化40代以降は特に注意
✔️角質が薄くなる
✔️乾燥しやすくなる
✔️ダメージが蓄積される

実験してみて
食器用洗剤で毎日手を洗って、何日で手荒れするか測ってみてください。それを何十年も顔に使うことを想像してみて… 

結論
合成界面活性剤 = 長期的にお肌のバリア機能を破壊する40代の方なら、きっと自分のお肌で実感されているはずです💦
本当に良いスキンケア = ラメラ構造を守る成分を選ぶこと

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原材料配合の基礎

今まで説明した、「水溶性物質」「油溶性物質」「両親媒性物質」この3つで、主にスキンケアを製造しています。この中に、美容成分やそうでない物、安定のために入れる物など、配合し商品となります。

スキンケア配合

スキンケア製品の基本構造

3つの基本成分
1. 水溶性成分ー
水に溶ける美容成分
2. 油溶性成分ー  オイルに溶ける美容成分
3. 両親媒性成分ー 水と油を混ぜる成分 

ジレンマの構造 😭
美容オイルを配合したい➡水と混ぜる必要がある➡合成界面活性剤が必要➡ラメラ構造が崩れる➡バリア機能が弱くなる

「効果とリスク」の真実 
✨ よく効く理由: 合成界面活性剤がラメラを崩す
ー美容成分が深く浸透する 

⚠️ リスクが高い理由
同時にバリア機能も破壊される
ー長期的にお肌が弱くなる

覚え方
効果が高い = リスクも高い
これは偶然ではなく、同じ仕組み(ラメラ破壊)による結果なんです💦 

本当の美肌 = 効果とリスクのバランスを考えること✨

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原材料とは

スキンケアの本当の仕組み

美容成分だけでは不十分💦
スキンケア製品は、華やかな美容成分の効果だけでなく、基礎となる化学的性質によって作られています。この基礎を理解することで、何が肌を守り、何が肌を傷つけるのかが見えてきます。 

角質とバリア機能の重要性
🛡️肌の防御システム
💫角質層は肌の最前線の防御壁 
💫バリア機能が正常に働くことで、外部刺激から肌を守る 
このメカニズムを理解することで、適切なスキンケアが選べる

正しいスキンケア選びのポイント✨
1. 肌ダメージを理解し
2. 悪い物を避ける

年齢とともに深刻化するリスク
 肌に合わない製品の危険性☣️
✔️バリア機能に致命的ダメージを与える
✔️若いうちは回復力でカバーできても… –

加齢とともに影響が深刻化😭
✔️ 原材料の観点から見ると、これは非常に恐ろしいこと 

結論
 見た目の効果や流行に惑わされず、肌の基本的な仕組みを理解した製品選びが、長期的な美肌への近道です。